2022年度12月11日実施の稲毛国際中学の適性検査Ⅱ(算数・理科)の問題について解説しています。例年度比べての難易度、正答すべき問題、解答を掲載しました。ご参考になればと思います。
例年と比べて試験内容と難易度について
2022年度から試験が1次、2次と制度が大きく変わりましたが、適性検査Ⅱに関しては、例年通りの出題でした。大問1が算数、大問2が理科となっています。難易度は例年より試験が1か月ほど早いので若干簡単でした。しかし、受験者から見ると算数の問2が難しく感じたのではないでしょうか。問題の意図することが読み取れないと、ほぼ解けないと思います。算数の読解力を必要とする問題で、過去の学習の中で初めて目にした問題だったかと思います。
正解すべき問題
大問1
問1
(1)花子◎ 次郎◎
(2)◎
(3)①〇 ②△
問2
(1)ア 〇 イ 〇 ウ △
(2)×
大問2
問1
(1)〇
(2)〇
問2
〇
理由:〇
問3
ア 〇
イ 〇
ウ 〇
エ 〇
適性検査Ⅱの模範解答
大問1
問1
(1)花子220円 次郎200円
(2)千葉公園→作草部
(3)①11.92m毎秒 ②89.4m
問2
(1)ア 15 イ 4 ウ 320.28
(2)329.7
大問2
問1
(1)A
(2)イ
問2
記号:あ
理由:支点である「つる」から遠いほど小さな力で大きい力を出せるから。
問3
ア あ
イ く
ウ し
エ こ
※著者作成で、学校からの正式な解答ではありません。
まとめ
2022年度から試験制度が大きく変わりましたが、適性検査Ⅱの内容・難易度ともに例年通りという結果でした。募集人数が80人から160人と倍増になりましたが、それにともない受験者も550人から800人近くと増えています。1次試験の合格であれば320人程度ということでそれほど難しくはないと思います。しっかりと練習を積んでいれば、取るべき問題が取れる内容でした。