今回は流水算の基礎編を更新しました。
流水算を難しく感じさせているのは、用語の問題とイメージがつかみにくい2点にあります。
用語としては、静水と流水です。
日常ではあまり目にすることや耳にすることは少ないと思います。
問題文では知っている前提でこの用語が使われていて、詳しい説明はありません。
確認すると、静水は川の流れがない状態です。つまりは、船そのものの速さです。
流水は、川の流れの速さです。
次にイメージがつきにくい点について。
上りの速さと、下の速さです。
上りの速さは、静水時よりも川流れの速さだけ押し戻されてしまうため、遅くなります。
下りの速さは、静水時よりも川の流れの速さだけ押されるので、速くなります。
もしも、イメージできないときは、空港や大きなショッピングモールや東京駅にある長い歩く歩道をイメージすると分かりやすいと思います。
ある人が歩くスピードが静水時の速さにあたります。下りの速さは、歩く歩道に乗って、同じ方向に歩くときの速さです。実際に歩くよりも早いですよね。上りの速さは、歩く歩道に乗って、反対方向に歩くときです。実際の歩く速さよりも遅くなります。(危ないのでやらないでくださいね)
このようなイメージができれば、流水算の理解はスムーズにできると思います。原理原則の理解をきちんとしてください。
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