成功パターン1 集団か個別か?
集団と個別の違いをお話ししたいと思います。
有名中学以上のレベルを目指すのであれば、間違いなく集団の一択です。個別の利用は、集団と併用という形が望ましいです。
理由は、集団はカリキュラムが受験用に組まれているので安心して学習が進めらます。個別であれば、お子様に合ったカリキュラムで進められるという文言を多く目にするが当てにしてはいけません。なぜならば、ほとんどの個別指導塾は、アルバイトの学生が中心です。中学受験を知らない先生が、中学校で習う方法で教えるているということは本当に良くあります。大手であっても個別指導塾での合格実績で合格者数を公表していない場合は避けるべきです。集団に個別を併用するならば、中学受験専用の個別指導塾を探しましょう。
地元の私立中を目指すならば、個別指導という選択肢があります。しかし、この場合も上述したようにアルバイト講師がほとんどなので、学習効果が良いとは限りません。また、最近では、教育サービス業がブラック企業というイメージが先行しているようで、有名大学の学生の人材確保が難しく、Fランク大学でも講師の採用をしているという状況です。個別を考えるなら、中学受験専門の個別指導が良いです。しかし、個別指導なので、料金面でかなりの負担があります。4科目すべて個別指導と考えると、私立大学の1年分程度の学費がかかると思って良いでしょう。
結論は、有名中学を目指すなら、集団になります。集団で補えない部分は、中学受験専門の個別指導がお勧めです。
成功パターン2 通塾参入時期
ほとんどの大手塾は新学年のスタートが2月になります。その理由は、入試が1月中旬から2月前半に行われるためです。公立小学校とスタート時期が異なりますので、注意してください。どんなに遅くとも夏休み前までには入塾しましょう。秋以降の入塾であれば、それまでの内容の復習の授業では、導入部分での説明がされないので授業についていくのが難しいです。
成功パターン3 実際に塾を訪問する
近隣の塾情報を集めて実際に訪問してみましょう。大手であれば土曜は授業を行っています。通塾方法、通塾時間、通塾曜日、学費などをリストアップして、検討する情報集めをしましょう。説明を聞いてその場で手続きを促すような塾は危険です。冷静な判断をするためにも、あくまでも訪問して話を聞くことに留めておきましょう。
成功パターン4 必ず確認しておくべき内容(最重要)
では、訪問時に何を聞くべきかをリストにしましたので、下記のリスト参考にしながら質問してみてください。
質問1クラスレベルは?
最低でも2クラスは必要です。そうでなければ、生徒のレベル差が大きい傾向になるので、教える側は中レベルの生徒を合わせます。そのクラスの上にいても下にいても学習効果は低いと思ってください。
質問2 今春でのその教室の実績
有名中学ごと、クラスごとに聞いてみてください。『何人中何人合格ですか?』というように具体的に合格率がわかるように聞くのがポイントです。
質問3 担当の先生について
質問2でお子様が目指す中学校の合格率が良ければ、その担当の先生に教わることができるかを聞いてください。教務力の高い講師は、難関クラスを担当することが多いです。逆を言えば標準クラスの講師は、教務力が低い傾向になります。理由は塾での宣伝力は、いかに難関中学に多くの生徒を合格させるかだからです。
質問4 受験学年について
質問3まで納得のいく回答であれば、受験学年もその先生に担当してもらえるかが重要です。小5までは、成績が良かったのに担当が変わって成績が下がったということは良くあります。受験学年が最も講師の実力があらわれます。大切な学年だからこそ、担当の先生にはこだわりましょう。